痛みの軽減はあなたの回復力と共にあります
仕事による不良姿勢の持続、骨折、捻挫、靭帯損傷、内科系の痛み、外科手術後の痛み…
痛みの苦しみはあなたにしか理解できません。他の人は想像するのみです。
本来の急性期の痛みは「日薬」や「ほっとけば治る」の言葉通りに時間とともに体が回復し痛みが緩和します。
骨が癒合し皮膚や靭帯が修復され毛細血管が再生される…
その過程での疼痛緩和です。
つまり自然治癒力の1つである「回復力」にあなたの疼痛は左右されるのです。
痛みからの解放には根本原因にアプローチすると同時に自然治癒力を促進させる必要があります。
痛みは身体から発せられる『警告』です
我々を苦しめる痛みは病気や怪我から回復する間に体を動かさないように警告する役割があります。
沈黙の臓器と言われる「肝臓」や「膵臓」や「卵巣」は痛みを感じたときには手遅れの場合もあります。
痛み自体は身体を守るシステムとして本来は悪いものではありません。
軽度の痛みに対しても安易に痛み止め薬を使用することは身体から発せられる自然の声に耳を塞ぐことになります。
局所ではなく全体から整えていきます
痛みは「結果」であって、その「原因」が必ずしも痛む場所にあるわけではないと考えます。
結果の原因はどこにあるのでしょうか?
結果の痛みだけではなく、原因となっている場所を含め全身を施術することで人は本来の機能を取り戻します。
人体と言う繊細なシステムは、各パーツが独立して機能しているわけではありません。
神経、筋肉、関節、骨、内臓、体液の流れ…
1つ1つのパーツが完璧だとしてもそこに協調性や調和がないと正常に機能はしません。
人間の臓器や器官は、互いにつながり依存しあって1つの細やかな変化も全体に影響を及ぼします。
ゆえに痛みがある場所のみが治療ポイントになりません。
根本的な解決を図るなら人体を意味のある1つのまとまった全体像として丁寧に施術を行う必要があります。
局所をみながら全体を整え、全体をみながら局所を整えていく必要があります。
今ではなく未来をみます
日に日に、1年1年歳を重ねるということはすべての生命にとって平等なことです。
人の身体は時間の経過とともに重力の影響と筋筋膜の萎縮により下へ内へと潰れていきます。
背中は曲がり、猫背、巻き肩、頭部突出に骨盤は後方に傾き、膝の変形、扁平足…
姿勢の崩れや柔軟性の低下は頭痛、腰や膝の痛み、腱板損傷、アキレス腱断裂、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症などの障害につながります。
今の痛みの改善のみではなく、未来を見据え怪我をしない、病気をしない、若く見られる体を作っていきます。